猫の子と雨やりすごす軒の下  はるみ

 フエイスブックの知人の中に動物の好きな人が数人いる。私は直接知らないけれど、その人たちが紹介するエピソードに時々元気をもらう。
 今日はライオンの子供をむかし飼っていた人が大きくなったライオンに再会した動画に、思わず引き込まれた。なんと人間より大きなライオンがその人を覚えていて、ジャンプして抱きついていた。ライオンは自分が子供のつもりらしく、その仕種のアンバランスがほほえましい。
 また、某氏はいろいろな愛らしい猫の姿をとらえた写真がいい。世の中にこんなにチャーミングな猫がいるかと驚く、この方のいくところ、猫の方で寄ってくるのかしら、と思くらい猫のイケメン、猫の美少女が登場する。 
 某婦人が最近飼い始めた秋田犬の子犬の成長も楽しみのひとつ。名前からすると、女なのにわんぱく少年の風情で先はどうなることかしら、とチェックしている。小さなものが成長する姿は動物、植物を問わず惹かれる。
 もちろん、この1月、2月はそんな呑気な時ではないけれど。