考ふる海月は群れを離れけり はるみ

 7月27日、昨年、句集『白雨』を出してから十ヶ月たって、句集上梓の会を開いていただいた。鷹崎由未子さんの『花野』と近藤牧男さんの『六月』と、三人の合同の会。
 ささやかな句集がもう一度、皆さんに思い出していただけて感無量。海月の句はその折、読み上げていただいたもののひとつ。
 様々なスピーチの裏側にあるメッセージを真摯に受け止めて、また、ゆっくり自分の俳句を作りたい、と思った。